【今回の電力会社切り替えは失敗でした】
燃料費調整額について不勉強だったため、割高な電気代を払う選択をしていました。
その後、大手電力会社の従量電灯プランに切り替えました。
【続編記事】
切り替え失敗に気づいてからの顛末です。
【電気代、高すぎ】新電力からの請求額が高騰!節約に大失敗|異常に高い原因と対策
どうも、みとま しんです。
日々の生活を維持し、できれば資産形成もしたい。
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そのためには固定費の削減が大切です。
候補の一つが電気代です。
最近の電気代の高騰には驚くばかりです。
我が家の場合、電気使用量は前年比2割減だったのに電気代は2割増になった月もありました。
ただでさえ、収入が増えにくい世の中です。
削れるところは削って家計を守る必要がありますね。
電気代の削減で手っ取り早いのは、価格の安い電力会社に切り替えること。
我が家も契約していた電力会社(スマ電)が大幅値上げとなり、電力会社を切り替えました。
切り替え先はオクトパスエナジーです。
この切り替えで
年間2,500円の電気代削減と、乗り換え特典で5,000円の電気代割引を見込んでいます。
※電気代の比較と申し込みは、電力比較サイトエネチェンジ で行いました。
この記事では我が家の電力会社切り替えの顛末とともに、切り替えのポイントや、スマ電・オクトパスエナジーについて思うところを記していきます。
以下のような方に特におすすめです。
電力会社の切り替えの流れやポイントを把握したい
スマ電からの乗り換えを考えている
オクトパスエナジーの情報を収集している
それでは、どうぞ。
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発端は、スマ電からの新料金プラン適用のお知らせ
電力会社切り替えのきっかけは、これまで契約していた電力会社(スマ電)から、新料金プラン適用の通知が届いたことです。
中身はざっと以下の通りです。
- 昨今のコスト高を受けてこれまで契約していた料金プランの提供が不可能に
- 9月分からは、これまでより割高な新料金プランを適用する
要は値上げのお知らせですね。
新料金プランの内容を見てみると、想像以上の負担増。
大手電力会社と契約するよりも確実に割高でした。
スマ電のサービスに不満はありませんでしたが、これは受け入れがたかったです。
数年前、初めて新電力のスマ電に切り替えたのは、大手電力会社より電気代を安くするためだったのですから。
契約を続ける理由が失われ、二度目の電力会社切り替えをすることになりました。
電力会社切り替えの流れとポイント
電力会社切り替えの流れとポイントをまとめていきます。
前提
- 住所は同じ
- 新電力から新電力への切り替え
電気代のシミュレーション・比較
まずは電気代比較サイトを利用して、切り替え先を探します。
私はエネチェンジ
を利用しました。
国内最大級の電力比較サイトです。
ここからはエネチェンジの利用前提で話を進めていきます。
エネチェンジで各種条件(電気使用量など)を入力
電気使用量を入力する際、請求書や検針票を準備しておくとスムーズです。
より正確なシミュレーションにするため、私は過去1年分の使用量を入力しました。
切り替え先の検討
切り替え候補となる各社料金プランの一覧が、シミュレーション結果として表示されます。
>>電気代のシミュレーションをしてみる
エネチェンジ
切り替え元・切り替え先の料金プラン改定に注意
契約中のプランや切り替え候補のプランに、将来的な改定の発表が無いかチェックしておいたほうが良いです。
というのも、シミュレーションに使われるのはあくまでもその時点での料金プラン。
将来の料金プラン改定は反映されていません。
切り替え元(または切り替え先)の料金プランに改定予定がある場合、改定後は節約額がシミュレーション結果から乖離するので要注意です。
例えば私の場合、切り替え候補のほとんどが割高とのシミュレーション結果が出たことがあります。
この時は切り替え先が無いかと思いました。
しかし切り替え元のスマ電のプランが、改定(=値上げ)前の安値で計算されていることに気づきます。
手計算で値上げ分を足して考えると、それより割安な候補がいくつかありました。
切り替え先はあったのです。
切り替え元、切り替え候補の将来的な料金プラン改定が発表されていたら要注意です。
影響をシミュレーション結果に織り込んで、切り替え先を考えてみてください。
>>電力の切り替えを考えてみる
エネチェンジ
切り替え先の電力会社のHPに移動・申し込み
プランを決めたら、シミュレーション結果のリンクから切り替え先の電力会社に移動して申し込みます。
その後、特にやることはありませんでした
同一住所での切り替えでは、現在契約中の電力会社への連絡は原則不要です。
切り替え先の電力会社が今まで契約していた電力会社に解約手続きをしてくれます。
スマートメーター設置工事も不要です。
新電力から新電力への切り替えでは、スマートメーターの設置は済んでいるはずです。
大手電力会社から新電力に切り替える際にスマートメーターが設置されるからです。
【スマートメーター】
通信機能を備えた新型の電力量計。新電力を利用するためにはスマートメーターの設置が必要です。
新たな電力会社から電気供給開始
新たな電力会社からの電気供給が始まります。
私がオクトパスエナジーに切り替えたとき
- 8月下旬に申し込みをして9月上旬の検針日から電力供給が始まりました。
ただ、オクトパスエナジーのFAQによると切り替え手続きには1~2ヶ月かかるとのこと。
今回はかなり早いほうだったかもしれません。 - 切り替え日の指定は不可。
原則、検針日での切り替えです。
切り替え先にオクトパスエナジーを選んだ理由
シミュレーションの結果、オクトパスエナジーに切り替えることにしました。
決め手は2つ。
将来の料金プラン拡充を期待
実は、オクトパスエナジーは年間電気代の安さでは2番手。
最安の電力会社はTERASELでんきでした。
それでもオクトパスエナジーを選んだのは、将来的な料金プランの拡充を期待したからです。
オクトパスエナジーが本社を置くイギリスでは、200種類以上の料金プランが展開されています。
顧客のニーズに耳を傾けバリエーションを増やしていった結果、ここまで増えたのだそうです。
日本でも同様に、より自分にマッチしたプランが登場するのを待ってみようと思いました。
どのぐらいプラン拡充を待つか
2年ほど様子を見てみようと考えています。
オクトパスエナジーは入会特典が手厚い分、契約後2年ほどは電気代最安のTERASELでんきより支払い総額が割安になるからです(あくまでも私の場合)。
【入会特典の手厚さ】
オクトパスエナジー > TERASELでんき
【電気代の安さ】
TERASELでんき > オクトパスエナジー
2年間は、ランニングコスト(電気代)の高さを入会特典でカバーできます。
その間プラン拡充を待ってみようと思います。
再生可能エネルギー実質100%
オクトパスエナジーが供給する電力の電源構成は、実質再生可能エネルギー100%です。
これも切り替えの決め手です。
家計を守るため、電気代の安さは重要です。
しかし、安ければ電源構成はどうでもいいとは思えませんでした。
ささやかながらも、再生可能エネルギーの普及に貢献したい思いがあります。
私は電源構成と電気代の両方にこだわりたかったのです。
前述の通り、オクトパスエナジーは入会特典が手厚いものの、電気代の安さでは2番手です。
しかし実質100%再生可能エネルギー由来の電力を利用できる点と合わせて考えると、最も魅力的な選択肢となりました。
切り替え元・スマ電の、誠意ある対応
今回電力会社を切り替えるきっかけとなった、スマ電の新プラン適用。
そのプランは大手電力会社よりも高額であり、オクトパスエナジーへの切り替えに繋がりました。
ただ、値上げの通知はとても誠実なものでした。
- 十分な準備期間を設け、メール・ハガキの両方で通知
- ハガキには大手電力会社のプランと新プランとの料金比較表を掲載し、切り替えるか否か判断しやすかった
- 値上げ対象者が他社切り替えの際、期限付きで2年契約割引の解約手数料を免除
初めての新電力で、数年に渡りお世話になったスマ電。
ある年の節約額を算出してみて驚いたのはいい思い出です。
計算によると、大手電力会社と比較して年間4,000円分の節約効果。
我が家では秋や春先1ヶ月分の電気代にあたります。
家計は大いに助かりました。
ほかにも・・・
- マイページが見やすく、電気使用量や電気料金のチェックがはかどった。
- 引っ越しでの手続きがとてもスムーズだった。
- スマ電プレミアムオプション(2年契約割引)の導入など、サービス改善に意欲的だった。
倒産する新電力もある中、ギリギリまで頑張ってくれたのだと思います。
今回は家計のためオクトパスエナジーに切り替えることとなりましたが、今後またご縁があればぜひお世話になりたいと思います。
まとめ:電力会社を切り替えて電気代を安くしよう
どんどん高騰する電気代。
家計防衛や資産運用資金捻出の一環として、電気料金プランの見直しが考えられます。
見直し手順は以下のとおり、シンプルです。
電力会社切り替えの手順
- 1.電気代のシミュレーション・比較
-
私が今回使った電気代比較サイト → エネチェンジ
- 2.切り替え先に申し込み
-
申し込み後、元の電力会社への連絡やスマートメーターへの交換工事は原則不要
- 3.手続き完了後電気供給開始
※上記は同一住所、新電力から新電力に切り替える場合の手順
私は今回、スマ電からオクトパスエナジーに切り替えました。
結果として年間2,500円の電気代を削減できそうです。
また乗り換え特典で5,000円分の電気代割引もあります。
電気代高騰に悩んでいるなら、電力会社切り替えは有力な選択肢だと思います。
一度契約を見直せば、その後は労せず継続的に節約ができます。
無理がなくて良いですね。
賢く無理せず、固定費を削減して家計を守っていきたいものです。
【続編記事】
この切り替えは失敗でした。
それに気づいてからの顛末です。
【電気代、高すぎ】新電力からの請求額が高騰!節約に大失敗|異常に高い原因と対策