(この記事は4連載の第4回目です。)
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どうも、みとま しんです。
前回記事ではセゾン・グローバルバランスファンド(以下グロバラ)のデメリットをご紹介しました。
本記事ではグロバラのメリット・デメリットについておさらいします。
また、私自身が今後グロバラに投資をするかについて、現時点での判断を綴ります。
セゾン・グローバルバランスファンドのメリット・デメリット
ここまで挙げたメリットとデメリットについてまとめます。
メリット:投資を続けやすい
- 納得感のある運用方針
- 時価総額に基づいた地域配分比率
- 株式・債権比率は50:50
- 為替ヘッジなし
- 手間いらず
- リスクと期待リターンに納得できれば、リスク資産はグロバラ一本だけでOK
運用方針の納得感と手間のかからなさ→投資を継続しやすい
デメリット:運用コストの割高感
- コスト水準に割高感
- 満足いくコスト水準への引き下げの見込みは薄い
運用コストが最安水準ではない(その分リターンが削られる)
継続のしやすさと運用管理費用の割高感を秤にかけて

グロバラの運用方針への納得感と手間のかからなさは、投資の継続を容易にします。
長期で投資を続ける上で大きな強みでしょう。
その一方でコストも無視できない要素です。
- 継続しやすさを取るならグロバラに投資をする
- 運用コストを優先しリターンの最大化を目指すなら、他のファンドに投資する
継続しやすさと運用コスト、どちらの要素を重視するか。
これがグロバラに投資する一つの判断基準ではないでしょうか。
私はどうしているか
グロバラへの積み立て投資を続けています。
現時点では、かろうじてメリットが勝っているからです。
他に納得いく運用方針の商品が存在しないのと、手間をかけたくないのです。
継続のしやすさを取るということです。
ただ、運用コストへの不満はそれなりに大きいです。
きっかけがあれば乗り換える可能性は十分にあります。
迷いは常にあります。
私の場合は一応継続という結果になりましたが、万人に当てはまる正解はありません。
コスト重視で積み立て停止や解約する判断も理解できます。
判断は各投資家の価値観に委ねられます。
おわりに
4回に渡る記事も今回で完結です。
10年以上グロバラに投資を続けたうえで感じたこと・考えたことをベースにここまで書いてきましたが、いかがだったでしょうか。
グロバラへの投資を検討している方の判断の助けになればと思います。
ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございました。