(この記事は4連載の第2回目です。)
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どうも、みとま しんシンです。
前回記事ではセゾン・グローバルバランスファンド(以下グロバラ)のメリットについてご紹介しました。
本記事でもメリットについて引き続き語っていきます。
2022.3.13 運用管理費用引き下げを反映しました。
セゾン・グローバルバランスファンドのメリット
グロバラのメリットは投資を続けやすいことです。
その理由の1つ目は納得度の高い運用方針でした。
今回は2つ目の理由を挙げます。
投資を続けやすい理由その2 手間いらず運用(期待リターン・リスクが合う人)

第二の理由は、このファンドの期待リターン・リスクが「ちょうど良い」人は、運用にほとんど手間がかからないことです。
グロバラの期待リターン・リスク水準は絶妙だと感じます。
この水準を「ちょうど良い」と感じる人は結構多いのでは。
そのような人の場合、リスク資産はグロバラ一本持っていれば事足ります。
すると運用の手間がかなり省け、投資の継続が楽になります。
ほどよい期待リターンとリスク
グロバラの期待リターンとリスクについて見ていきます。
比較のため、全世界株式インデックスファンドのeMAXIS Slim(オールカントリー)(※以下オルカンと呼びます)の値を併記します。
グロバラ・オルカンの期待リターンとリスク 注1
ファンド名 | 期待リターン (運用管理費用控除後) | リスク |
---|---|---|
セゾン・グローバルバランスファンド | 3.76% | 13.43% |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 5.36% | 19.48% |
注1)以下のデータを参考にみとま しん作成
長期期投資予想/アセットアロケーション分析|ファンドの海での計算結果
2022年2月号セゾン投信月次運用レポート|セゾン投信
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)月次レポート2022年1月31日現在|三菱UFJ国際投信
まず、リスクについて考えます。
・リスク グロバラ13.43% / オルカン19.48% ≒ 0.69
グロバラのリスクは、オルカン(全世界株式)の約70%です。
それはつまり、グロバラのリスクは、全世界株式70%と現金30%の組み合わせと同水準だということです。
具体的には、年間のリターンは95.5%の確率で-23.10~+30.62%に収まる計算です。
私にとってはこの振れ幅が、大きすぎず小さすぎない、ちょうど良い塩梅でした。
次に、期待リターンについて考えます。
・期待リターン グロバラ3.76% / オルカン5.36% ≒ 0.70
グロバラの期待リターンもまた、オルカン(全世界株式)の70%ほど。
リターンはリスクと比例するので、取ったリスクに対して適正なリターンと感じます。
なお、期待リターンはあくまでも期待値、生ものです。
株式も債券も、今後どんな値動きをするかは分かりません。
想定より殖えない可能性だってあります。
期待リターンを参考にはするものの、ある程度おおらかに構えています。
結果として手間いらず、投資を続けやすい

グロバラ一本持つだけで、全世界株式ファンド70%+現金30%と同等のリスク・期待リターンが実現します。
20~30代を中心に、このぐらいのリスク・期待リターンを望む人は結構いるのではないでしょうか。
そのような人は、本当に手間のかからない資産運用が可能です。
リスク資産はグロバラ一本保有するだけで済むからです。
<手間いらず資産運用>
フェーズ1
- 期待リターンとリスクがちょうど良いうちは、グロバラ一本を積み立てるだけ。
※日々の生活費と、緊急時のための蓄え(生活防衛資金)は別途確保することをおすすめします。
フェーズ2
- 加齢などでリスクを下げる必要が出てきたら、安全資産(現金や個人向け国債)を混ぜる。
- 年に一回程度リバランスしてグロバラと安全資産の比率を維持する。
いかがでしょうか。
シンプル・簡単・手間いらずです。
人間面倒なことは続かないものです。
長期的に投資を継続する上で、手間がかからないことは大きなメリットです。
運用方針の納得度と手間のかからなさが、投資の続けやすさにつながる
ここまで2回に分けてグロバラのメリットを書いてきました。まとめます。
セゾン・グローバルバランスファンドのメリット
- 納得度の高い運用方針
- 絶妙な水準の期待リターンとリスク。
これを「ちょうど良い」と感じる人は、手間いらず運用が可能
→結果として、投資を続けやすい。